Works
仕事を知る
Description
施工管理職の仕事内容
施工管理職は、建設現場では現場監督(所長、主任、係員等)と呼ばれる立場となります。
お客様である発注者や設計者との打合せ、建設現場で働く作業員(協力業者)の監督・指導が主な仕事の内容になります。
建設現場における業務は、安全管理・品質管理・工程管理・原価管理・環境管理に大別されますが、これらは別々のものではなく高次元でまとめ上げることが必要となります。
ひと言で云うと施工管理とは、「安全第一で、品質の良いものを、契約工期内に、適正な費用で、環境に配慮しながらつくりあげること」となります。
安全管理
『安全第一』の言葉通り、工事現場では安全が何よりも最優先されます。工事に関わるすべての人の安全を守るのが我々の仕事であり、その責任は重大です。
プロジェクトが無災害で完成できるように、作業手順や安全設備、作業員への安全教育や作業場の安全点検等、幅広く安全についての監視・指導・改善活動を行います。
品質管理
設計図書等により示された基準・仕様等の品質を満たすための業務です。品質評価の対象となる項目について、定められた試験・検査を行い、作業ごとに品質をチェックしながら工事を進めます。
工程管理
プロジェクトを予定の工期に完成させるために全体のスケジュールを管理し、各種作業の日程を調整する業務です。
工程表の作成や、工程表と実際の進捗状況をチェックしながらスケジュール管理を行います。 工程管理には労務計画(ヒト)や資機材調達(モノ)・施工計画(ノウハウ)も含まれます。
原価管理
契約金額の中で会社の利益を確保するために、工事にかかる費用(コスト)を管理する業務です。材料費や人件費等の原価を算出し、決められた予算内に収まるように管理します。
環境管理
現場における環境管理には、自然環境・周辺環境・職場環境という3つの要素があります。
現場ごとの立地や工事内容によりそれぞれ異なる自然環境・周辺環境については、建設予定地の周辺環境を調査し、具体的な環境対策を立て、実施します。
職場環境を整えるためには、協力業者を含むすべての関係者が信頼関係を築き、積極的にコミュニケーションを取りながらチームとして一つにまとまることが必要です。ひと言で云うと「働きやすい職場づくり」のための業務になります。
Rewarding
施工管理職のやりがい
チームで「作品」を作り上げる達成感
施工管理とは多方面に渡り業務量も多く、更にたくさんの人々とのコミュニケーションが不可欠です。そして建設現場の宿命である自然との闘い(共存)も避けて通ることができません。気象条件も含めて社員一人の力ではどうすることもできない不確定要素に起因する難題が発生することもあります。
だからこそ、一つのプロジェクトが完了し、そこに自分と関係者が力を合わせて作り上げた「作品」を目の前にした時の達成感は何ものにも代えがたいものがあります。
また、日々の業務の中でも様々な課題を乗り越えながら着々と進む工事現場を『自分(我が社)が動かしているんだ』と実感できる時、誰もが「やりがい」を感じることができると思います。
Interview
社員インタビュー
小山 翔平
建築工事部 / 2015年入社
Q. 五光建設を選んだ理由
佐賀県だけではなく他県でも仕事ができ、幅広いジャンルの建物を建設されているところに魅力を感じました。
Q. 五光建設の魅力
先輩の方々から、時には厳しく時には優しく指導していただける所が魅力のひとつです。
Q. 仕事内容とやりがい
仕事内容は、主に現場管理・図面の作成です。自分が書いた図面がそのまま建物になっていく。
色々考え試行錯誤しながら、現場を動かし、建物が完成した時の喜びは言葉にできません。
Q. これまでで印象に残っているプロジェクト
Mビル新築工事(佐賀県武雄市)です。
初めて所長で現場を任され、分からない所は業者の方々と協議し、完成した時の喜びは人生初の感覚で、とても印象に残っています。
池田 陽己
建築工事部 / 2016年入社
Q. 五光建設を選んだ理由
地元(武雄市)の建設業に就職したいと考えた際に、五光建設が頭の中に浮かびました。
Q. 五光建設の魅力
県内だけでなく、県外での現場も多いのでたくさんのことを学ぶことが出来ます。
Q. 仕事内容とやりがい
建物をゼロの状態から完成まで携わることが出来るので、やり甲斐を凄く感じます。
Q. これまでで印象に残っているプロジェクト
Sプール新築工事です。
2年以上の長期現場で、初めての工法や苦労もたくさん経験しましたが、やり甲斐もひとしおでした。
光武 蓮
建築工事部 / 2018年入社
Q. 五光建設を選んだ理由
佐賀でも5本の指に入る企業であり、当時武雄市の庁舎建設をされており、こんな大きな現場に自分も関わりたいと思い、面接を受けました。
Q. 五光建設の魅力
経験豊かな所長が多く、難しい物件でも現場を一つにまとめ上げ、竣工へと導くことができます。
現場での問題を相談しても最適なアドバイスを頂け、日々勉強できる環境があります。
Q. 仕事内容とやりがい
お客様・設計事務所様との打合せや提案を基に、様々な業者さんと一体となり工程・品質・安全・予算を確保すること。
大規模な現場や特殊な形状で納まりが難しい現場だと検討すべき項目が多岐に渡り、残業することもありますが、完成後のお客様の喜んでくださるお声や、やり遂げた達成感はかけがえのないものになります。
Q. これまでで印象に残っているプロジェクト
Pマンション新築工事(佐賀県佐賀市)です。
RC造の経験がない私は初めてのことだらけで、上階では躯体業者さん、下階では仕上業者さんが毎日工事している状況での施工管理については、安全や品質を考える上で大きな経験になりました。
副嶋 一輝
建築工事部 / 2018年入社
Q. 五光建設を選んだ理由
高校で培った知識を満遍なく生かせる職場につきたいという思いがあり、県内でもトップクラスの五光建設に入社しました。
Q. 五光建設の魅力
上司は知識・経験が豊富な方ばかりで、様々な相談や意見に対し的確なアドバイスを頂けるので、社員が日々成長できるところが魅力的だと思います。
Q. 仕事内容とやりがい
一つの現場を最初から最後までまとめ上げ、様々な検討・計画を繰り返し、竣工した際の達成感は他業種とは比べ物にならないと思います。
Q. これまでで印象に残っているプロジェクト
H工場新築工事(福岡県柳川市)です。
入社してから様々な現場に携わり、少しは知識を蓄えたつもりでしたが、上司の仕事に対する熱量や考えに考え抜かれた検討書や計画書を見て、自分はまだまだだと感じつつも、一歩成長出来たと思える現場でした。
Schedule
現場員の1日
ある現場員の1日のスケジュールをご紹介します。
8:00
現場へ出勤
スイッチを切替え、心身共に「現場モード」にします。
8:10
朝礼
全体朝礼を行い、各作業間の連絡・調整、安全指示等を周知します。
この後、各作業班ごとに安全ミーティング・始業点検を行います。
- 一日の安全を確保するために毎日欠かさず行います。
8:30
現場巡回
現場内を回って、作業内容や作業手順及び進捗状況の確認、安全点検等を行います。気になる点や報告すべき項目等があればタブレットを活用して関係者と情報共有し、課題解決に向け協議します。
- 問題点はみんなで共有することが大切です。
9:30
事務所内業務
現場巡回結果を踏まえた職長会議の資料作成や各種計画書の作成等、関係各所との連絡・調整等、優先順位ごとに業務を進めます。
- PCやタブレット等で専用アプリを活用し業務の属人化をなくしているので、現場スタッフ間の連携もスムーズです。
11:30
職長会議
各協力業者の職長と作業ごとの工程確認や作業間の調整、資材運搬・揚重計画等について協議し、また作業内容に応じた安全指示を行います。
- 毎日の現場をスムーズに運営するためにとても大切な会議となります。
12:00
昼休み
待ちに待ったエナジー補給。その後しばし「スリープモード」に切り替えます。
13:00
現場巡回
職長会議の内容と照合し、現場の進捗・安全確認を行います。
- 再び「現場モード」オン。現場を巡回しながら明日の現場を頭に描き、そのために必要な手配・準備等を確認します。
13:30
事務所内作業(資料作成など)
計画的な時間配分で行う業務・スキマ時間で処理できる業務等、様々な業務を自分の持ち時間に割り当てます。
16:30
現場進捗・終了確認
一日の作業完了を確認し、現場の施錠・立入禁止措置を行います。
17:00
終業時打合せ
社員間で工事進捗確認・課題解決協議・その他連絡を行います。
- 悩み・相談事も聞いてもらえます。
17:30
閉所・帰宅
ほっと一息、「帰宅モード」に切り替えます。お疲れ様でした。